E SPACE     エスパス   国産












  デザイナー  山岸 誉氏


 これまで数多くのショップオリジナルを手掛け 
 2001年 スペック・エスパスをデビューさせる
 フランス語で 「空間 宇宙」を意味するブランド名が示すとおり
 立体感溢れる近未来的フォルムのアイウェアを目指す


 若手デザイナー山岸氏が手掛ける「エスパス」は 小さな眼鏡工場が立ち並ぶ
 福井県鯖江市”河和田地区”から発信されている
 山岸氏いわく「自分が表現したいのは 大工場では作れない
 日本の職人による手造りのフレームです」
 これは ただ単に 今 流行ってる”熟練した
 職人のクラシカルな手造り眼鏡”ではない
 山岸氏が目指しているのは 近未来のデザイン=若手のデザイナー
 山岸氏と熟練した職人の融合なのです
 むかしのフレームを職人によって再現するのではなく 
 近未来のデザインを 熟練した技術駆使して 職人にもチャレンジしてもらう
 頑固な職人たちが 新しいモノに挑戦する  
 これは 地元出身者である山岸氏にも流れている職人魂が
  職人の心を動かしている


 福井県鯖江市    一般的には あまり知られていないが
 業界では古くから眼鏡の生産地として 世界的にも有名である
 実際 海外の有名ブランドの中でも その技術の高さから
 鯖江の工場を指名して生産してるところもあるほどだ
 しかし その恵まれた環境を持つにもかかわらず なかなか海外のような個性的な
 ”デザイナー”が生まれず 生産拠点としての評価
 ばかりが有名になっている ブレイズやヒエロハウスなど 
 数人のデザイナーは輩出しているものの あまりにも少なすぎるのが現状
 若手の中では この”山岸 誉氏”は 鯖江市生まれの新世代眼鏡デザイナーとして
 大いに期待したい逸材である









 スタッフ評   


  私たちが エスパスを知ったのは
  まだ カラフルで細くて小さめのプラスチックフレームが全盛の頃
  山岸誉氏のお父さんが来られたのが最初でした
  なんて 大きなセル眼鏡を掛けてるんやろ?このおっさん?!」っと
  正直 思いました  その大きなフレームが エスパスでした

  あの時代に このデザインを作るとは 先取りも先取り  冒険過ぎる
  今考えると スゴイ

  海外モデルは 別として エスパスが発表されてから
  次々と 国産セルロイド(クラシカルなモデルじゃなく 新しいデザインのセル)が
  発表されたので 山岸氏の先見性には 感心しています